Archive for the ‘「水広場的」技術’ Category
Good News
ベネッセのMBOは久しぶりのグッドニュースでした。 日本経済の粗利は増えず、株主還元シフト止まらず、早晩賃金は元通りになるはずです。 小粒でどうしようもないのに、上場したがる人達が絶えない日本。 日本は上場企業が多すぎる […]
消費者物価のドライバーは何だ?
1970年~2020年までの半世紀の消費者物価指数を項目別に調べています。 下図は50年間の600強の全項目を平均年率値上がり率と値段の変動率で散布したもの。(縦軸が平均価格上昇率、横軸が変動率) この2要素の相関関係は […]
カッコいい大人
飲用水の生物浄化の第一人者、中本信忠さん。 水広場で以前事業化を計画した自家用天然水システム(wellverde)で助言賜った。二人で話をした際、現在の日本の水道システムがGHQの都合でできた側面があり、アメリカ型の急速 […]
水メジャー統合
水メジャーVeoliaによるライバルSuez買収案件が最終局面に。 「投資家の朗報、住民の悲報、政府の面倒。」 水道ビジネスは将来キャッシュフローの変動(金融でいうところのリスク)が小さいためDCFの割引率は低い(=株価 […]
空気中の水分を飲料水に
シンガポール国立大学が空気中の水分を取り込んで飲料水にできるというエアロゲルを開発。エネルギーを使わず飲み水をつくる方向性が素晴らしい。 https://www.techinasia.com/nus-creates-ae […]
水の先物の先にあるもの(2)
アメリカのこんな議論が示すように、水がコモディティとして先物市場にデビューの件、水の必要性やコストの差を埋める合理という触れ込みながら、賭場(ないし市場)運営で儲ける関係者や彼らに引寄せられる投資家の目論見で先行きが定ま […]
水の先物の先にあるもの
CMEで水の先物取引が始まる。 水に大きく左右される農業でリスクヘッジができるなどのメリットが指摘される一方、現物決済が現実的に不可能であるなど実務的な課題も山積している。 その目的であればデリバティブの相対取引がより適 […]
山田堰
江戸時代、筑後川中流に築造された灌漑設備、山田堰。 それから2世紀、技術は中村哲さんに引き継がれ、アフガニスタンで多くの命をつないた。 中村哲さんは当初現地医療に渡ったとのこと、しかし水無しではせっかくの医療も無駄。普通 […]
マヤ、2000年前の水道技術
2000年前のマヤで、石英とゼオライトを使った浄化フィルターが水道に使われていたという。https://www.sciencedaily.com/releases/2020/10/201022151741.htm
水道料金の行方
横浜市12%、川口市25%。何の数字かといえば、予定されている水道料金の値上幅。 前から言っているように、需要縮小と改修費増大で日本の水道料金は構造的な上昇圧力にさらされている。 水広場的解決策は2点セット、広域化とオー […]