Archive for the ‘「水広場的」技術’ Category
Wasserwende
今ドイツでは環境大臣が音頭をとり、Wasserwende(水の変換)すなわちミネラルウォーターではなくもっと水道水を飲もうという運動を広げようとしています。 ドイツの一人当たりミネラルウォーター年間消費量は現在約150L […]
余った支援水の使い道
地震から3年以上経過した熊本で、震災時に送られた飲料水の130トンが賞味期限を過ぎた現在も残っている件、市では支援を無駄にしないように学校の花壇や作業時の手足洗浄に使ってほしいとのことですが、他にも有効な方法があります。 […]
黒い水
インド西部のヴァドーダラーの起業家夫婦が開発したミネラルウォーター、Evocus。 アメリカで調達したという70以上のミネラル、フルボ酸、フミン酸などを水と調合し、試行錯誤を繰り返してやっと普通の水に近い無味に仕上がった […]
鉛、塩素、&マンガン
水道管が鉛の場合など、消毒剤の塩素が炭酸鉛を二酸化鉛に変化させ健康に悪影響を与える可能性は指摘されてきたものの、塩素だけでは酸化過程の速度を説明できなかった。 アメリカのワシントン大学の研究チームによれば、酸化過程の加速 […]
有機塩素化合物と有機フッ素化合物
水の研究期間としては日本一ではないかと思われる先生と久しぶりにお会いしました。 懸念されていたのが、有機塩素化合物や有機フッ素化合物。体によくありません。 戦後から高度成長期の日本で洗剤などの有害物質が捨てられ土壌に残っ […]
世界一の水道水
自分達の水道水が世界一であると誇る自治体がいかほどあるかは存じませんが、アメリカ・オハイオ州ハミルトンはその例に該当します。 ここでいう基準は味覚。世界一とする根拠は世界で最も参加者が多い水の味覚コンテストで優勝したこと […]
水のいらないウォーターサーバー「スタンドアローン再考」
インターネットをはじめ、常時つながっているネットワーク全盛時代。 だからこそ、繋がらないこと、スタンドアローンの価値があるはずです。 以前慶応大学で水事業のカンフェレンスに招かれ、私含む3名の事業者が講演したのですが、う […]
水道界の逆転満塁ホームラン
水の事業、特に公共事業たる水道事業本体は将来損益の予測が比較的容易で収益のブレが少ない、金融資産でいうところの債券(Fixed Income)型であり、成長期待で価格がつり上がる株式(Equity)の華やかな世界とは一線 […]
カルフォルニアの水道事情
カルフォルニア州の水道に関する記事がありました。 州内の12の郡で1割以上の住民が汚染された水道水を使っているとのこと。 農場からの(亜)硝酸性窒素と天然由来のヒ素が2大汚染物。
着々と水道広域化へ
全体的に危機的な状態の日本の水道、事業統合による効率化は待ったなしといえるでしょう。 最近の例は佐賀県西部における水道事業統合。各市町の水道管や浄水場の老朽化が進む一方、少子化で水道使用量が減少することを予想し、2015 […]