Archive for the ‘「水広場的」サイエンス’ Category

消費者物価のドライバーは何だ?

1970年~2020年までの半世紀の消費者物価指数を項目別に調べています。 下図は50年間の600強の全項目を平均年率値上がり率と値段の変動率で散布したもの。(縦軸が平均価格上昇率、横軸が変動率) この2要素の相関関係は […]

Land of the rising money

The Economist最新号にインフレが始まった先進国経済で唯一消費者物価が上がらない日本の記事がある。 健康な経済は多くの市民に幸福をもたらし、緩やかな物価上昇は健康な経済の基本条件、そう考える私はデフレを忌み嫌う […]

トリチウム早わかり

原発からの処理水に含まれるということで話題のトリチウム。水の専門家の間では水年齢を調べる有効物質としてあまりに有名ですが、一般的にはあまり耳にしません。 まず私達はトリチウムの基礎知識を再確認すること、それにより今回の騒 […]

空気中の水分を飲料水に

シンガポール国立大学が空気中の水分を取り込んで飲料水にできるというエアロゲルを開発。エネルギーを使わず飲み水をつくる方向性が素晴らしい。 https://www.techinasia.com/nus-creates-ae […]

水の先物の先にあるもの(2)

アメリカのこんな議論が示すように、水がコモディティとして先物市場にデビューの件、水の必要性やコストの差を埋める合理という触れ込みながら、賭場(ないし市場)運営で儲ける関係者や彼らに引寄せられる投資家の目論見で先行きが定ま […]

水の先物の先にあるもの

CMEで水の先物取引が始まる。 水に大きく左右される農業でリスクヘッジができるなどのメリットが指摘される一方、現物決済が現実的に不可能であるなど実務的な課題も山積している。 その目的であればデリバティブの相対取引がより適 […]

砂嵐が奪った火星の海?

「火星にかつて存在した大洋は砂嵐によって失われたかもしれない。勿論、数十億年という時を経て・・」 上記はNASAのMAVENを使って研究したという科学者による発表; https://www.space.com/mars- […]

月の水

想定以上の水が月にあるとのこと。アポロから半世紀にも関わらず、知らないことがまだまだたくさんありそう。

水道料金の行方

横浜市12%、川口市25%。何の数字かといえば、予定されている水道料金の値上幅。 前から言っているように、需要縮小と改修費増大で日本の水道料金は構造的な上昇圧力にさらされている。 水広場的解決策は2点セット、広域化とオー […]

冷水泳で認知症退治?!

ケンブリッジ大学の研究で冷水の中を泳ぐことで認知症を防ぐ可能性があることが分かったという。 https://www.bbc.com/news/health-54531075