Archive for the ‘「水広場的」流通’ Category

水広場的 経済ばなし

水広場的経済論は賃金が主役です。理由1.日本で最も不幸せなのが(消費者としての我々に対しての)労働者としての我々だから、理由2.少子化緩和に最も効果的と思われるから。 改めて現状を確認し、解決の方向性を探る。まずは黒田日 […]

センターの日常から

取引先ワイン輸入業者との会話から。 「景気どう?」 「5月は最高でした。高級ワインが特に売れました」 「それは良かったね。なぜ高級ワインなんでしょうか」 「飲む需要以外に値上がりを狙った動きだと思います」

サントリー値上げ、その2

当方の仕入先でもある某大手飲料メーカー担当者とのある日の会話。 サントリーさん値上げだってね。果たして小売実勢価格は上がるのかな? 弊社は大手小売店に直接納入してますが、当方が値上げをしても卸先のどこかの小売店が必ず一方 […]

サントリー値上げ宣言!

サントリーが値上げを発表した。 繰り返し恐縮だが全体縮小均衡に陥った日本経済の最大問題は賃金が低いことであり、賃金を上げるには何はともあれ粗利を増やすこと、粗利を増やす真っ当かつ簡単な方法は最終消費者価格を適正水準に引き […]

CPIから何が見えてくるか

中央銀行による空前のマネー供給でも頑として上がらなかった日本の物価、ここに来て輸入原価高騰の一部が小売価格にも反映されているが部分転嫁に留まり、つまり付加価値は増えていないため賃金が上がるシナリオが見えてこない。 ここ数 […]

フローとストック

政治の世界で経済成長と分配の議論がかまびすしい。それを考える水広場的な出発点はフローとストック両方の指標を見ること。 内閣府、日銀、総務省、厚労省から摂ったデータから参考までにグラフを作った。 賃金、消費者物価、家計純資 […]

モノ・サービスの価格の件

先日、最新(2020年基準)の消費者物価指数が発表され、当方もデータを入手した。 2020年時点の調査対象品目は1970年の倍近くに増え、全てのモノ・サービスは勿論カバーしていないけれど、物価指数としては政府のデータを頼 […]

小規模水道セミナー

敬愛する中本忠信先生が牽引するNPO地域水道支援センター主催のオンラインセミナーが10月25日に開催されます。テーマは小規模水道の作り方(国内編)です。よかったら参加してみませんか? CWSC主催 緩速ろ過/生物浄化法セ […]

ドメスティック

ネスレが中国の飲料水事業を青島ビールに売却するという記事に目が留まる。IT化が進み付加価値がデジタル空間で効率的に創造される世の中で、飲料水ビジネスの建付けは古今東西変わることはなく、水が運ばれ消費される極めてシンプルで […]

フェッラレッレ

ロイターによれば、イタリアの天然炭酸水フェッラレッレがダノンと販売契約を結んだようだ。 モンテ物産が終売した理由が分かったが、記事ではダノンが日本でも売るのかには触れられていない。