2008~2009 NBA Season
10月からNBA(National Basketball Association)シーズンが始まる。
昨季は本当久しぶりにボストン・セルティックスが優勝しました。連覇は正直難しいと予想しますが、一応1985年から応援していて今更浮気をするつもりはありません。とにかく頑張って下さい。
1985年冬、セルティックスの本拠地で妖精が住んでいるとも言われたあのボストン・ガーデンを訪ねました。貧乏学生にはチケットなど買えるわけもなく、ただテレビでよく見るその建物からチームに近づきたかっただけです。マケイルの等身大パネルだけがゲートで迎えてくれました。当時、ラリー・バード、ケビン・マケイル、ロバート・パリッシュを擁するセルティックスは最強であり、見る者全てをエキサイトさせてくれる無敵のプロフェッショナル集団でした。そしてそのシーズンは見事優勝で飾ってくれました。
その頃NFL(アメフト)の世界では、ニューイングランド・ペイトリオッツがスーパーボウルに出場するなど、ボストン中が沸いていました。出場を決めたマイアミ・ドルフィンズとの試合前には、地元ラジオ局が”Beat the fish, you’ve got to, beat the fish”とか言って、たしか当事はやっていたKeep the faith?とかいう曲の替え歌で、ボストン中を煽っていました。
1986年MLBでは、ボストン・レッドソックスがア・リーグを制覇、ナ・リーグの覇者NYメッツと対戦しました。メッツの監督は元巨人のデイブ・ジョンソン。ボストンには若きクレメンス。シリーズ3勝2敗の王手で迎えた第6戦、2点リードであと一人でワールド・チャンピオンというところまでいきながら、最後はボテボテのファーストゴロをバックナーが見事にトンネル、メッツ大逆転。ライブで見ていましたが、驚きと興奮はいまだ鮮明です。そのままメッツは連勝、逆転ワールドチャンピオン。
1988年、ボストン・ブルインズはNHL(アイスホッケー)スタンリー・カップ・ファイナルで、あのウェイン・グレッツキー率いるエドモントン・オイラーズに食い下がるも結局準優勝。舞台は勿論、あのボストン・ガーデン。
こうしてみると、4大プロスポーツが年間通じ途切れずに楽しめるアメリカって国はすごい。その全てに強力な地元チームを持っているボストンなんて都市もある。
誤解無きよう、僕はヨーロッパが大好きで、「サッカー」のことも「フットボール」と呼びたいほどですし、そのフットボールが一番好きなスポーツです。一方でアメリカという国は、国内だけで十分楽しめてしまい完結する、そんな側面を持つこともわかります。
とにかく頑張ってください、セルティックス。
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