石川県の名水シリーズ1
十却坊の霊水 (じゅっこうぼうのれいすい) 石川県鹿島郡中能登町瀬戸
中世から伝わる健康水
採水客は引きも切らず、この日は新潟県からの来客もあった。
手にすくい口にすると冷たすぎず程良い冷水(14℃)の水本来の味わいをじっくり楽しむことができる。ほんのりとした甘さがあり、人口ろ過除殺菌なしで清涼飲料水基準を満たすこの天然水、ごくごくと安心して飲める。お茶、コーヒー、炊飯に最適な水として、飲食関係者も料理用に使う水として頻繁に訪れるという。
当地には中世の霊場、大坊黄金山十却坊があったが、戦国の兵火で焼失したと伝わる。昭和の時代に水かけ観音菩薩堂が建立され、更に平成に入り山腹を横堀りしたところ毎分300リットルもの良質な天然水が噴出したという。
葉緑素が含まれているといわれる十却坊の霊水、それが体に良いと言われ、県内外から長寿健康のためにここに訪れる。ミネラル成分がバランスよく含まれた腐らない清潔な自然水だ。
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