石川県の名水シリーズ4
古和秀水 (こわしょうど) 石川県輪島市門前町 【昭和の名水百選】
清々しさを感じる水場
輪島市街地から国道249号線を30分ほどで高尾山に到着、急峻でくねりの多い高尾山の狭い山道を登っていくと、澄み切った空気と野鳥のさえずりに包まれた静かな広場に辿り着く。
正面から連峰を一望できる高さであり、澄み切った冷気が心地よい。
町営の森林学習ハウスや親水公園を望む場所にひっそりと佇むのが古和秀水。
この湧水は名水として古くから知られ、もともとは総持寺の開祖の瑩山禅師が竜神から寄進されたと伝わる。
飲用の水場ではこの霊水をじっくり堪能できる。静寂の中、こんこんと湧き出る水の姿からは人間世界から一定の距離を保つかのような清々しさ(すがすがしさ)を感じる。すくって口に含めばスぅ~と体内に浸みこむ美味しい水であることが分かる。
Leave a Reply