熊本県の名水シリーズ1
市町村合併で2005年に南阿蘇村になる前は【白水村】と呼ばれ広く知られてきた名水の里にある有名な湧水池で、熊本県を流れ有明海に注ぐ一級河川「白川」の水源がここだ。池の底から勢いよく湧き出す天然水の量は毎分60トンといわれ、その圧巻な大地力を間近に感じられるこの場所は神々しくもあり、脇に佇む白川吉見神社と一体となり自然で厳かな清涼感あふれる空気が漂っている。
売店で空ペットボトルを購入し、湧きたて新鮮な白川水源の水をすくって口に含むと、軟らかく優しい天然水の風味に潤される。そこでしか感じられない味というものを実感する次第。年間降水量が3,000mmを越えるという多雨の阿蘇五岳に降り注いだ雨雪が、日本の地質百選にも選ばれた稀有な阿蘇の地下層でゆっくり磨かれ、適度にミネラルを吸収し、晴れてこの池の底から湧き出る。その湧きたてホヤホヤの白川水源の原水は一味も二味も違い、それを知る人たちが熊本県内外からポリタンク持参で集まってくる。強制はされないが取水に訪れる人たちは1回100円を支払い、それは水源維持に使われる。
One Response to “熊本県の名水シリーズ1”
trykke plakater - 7月 15th, 2012
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