みんなが自分で判断すること

飲料水に関する問い合わせが殺到した3週間が過ぎ、水広場オフィスにも多少落ち着きが戻った模様。

鳴り止まぬ一般消費者からの電話質問に応じる中、僕ら日本人がマスメディアに過剰依存しているリスクを再認識した。

久々にナビなしで運転した時のdejavuともいえるもの。つまり、情報の受動により自分で探し判断する面倒くささと本能的感性が消失する。確実な劣化が始まった。

子供には軟水が良いとテレビが言っているから、と軟水を求める方々がどれだけいたことか。乳児に超硬水は確かにお勧めできないが、硬度といってもca とmgだけの指標ゆえ軟水でもmgが比較的多い水だってある。水広場では数百種類の水について、ca.mg以外のミネラル、pH、溶存酸素、ORP、などなどを知っており、それらを用途目的別に飲んだ方々の統計もあるから、この場合はその子に合った本当によい水を選び提供することができる。

2005年以来、水広場にお電話頂いた方にはできるだけ正確な情報を無料で提供している。そこでは、国内外1000種類以上の原水を試した知識と経験が基本にある。

地震後、複数のTV局から取材依頼を受けた。この騒動で儲かっている会社、などという番組制作者の仮定に当てはめる企業群を探すことが目的の、水広場とは全く筋違いのものが多い。真っ先に必要な水に無料支援し、困った人の相談にのる、それらは損益計算書に見られない項目だが、水専門商社として存在している弊社の自然な社会的義務である。結果として利益は出るかもしれないし、出ないかもしれないが、それが目的ではない。

手前味噌ながら、マスメディアの情報を鵜呑みにしたくない方、情報を能動的に分析したい方にはお勧めの専門サイト、それが水広場です。 

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