今クリスタルガイザーを強く薦められない理由
この夏、アメリカの左派メディアのマザージョーンズにある記事が掲載されました。
カルフォルニアをはじめアメリカ西部を襲った干ばつ。全米で最も水が足りないそのカルフォルニアに、あろうことかミネラルウォーターの大規模工場が集中しているという嘆きの内容です。
添付画像の色付き部分が干ばつ地域、黒点が大規模ミネラルウォーター工場。
農業用水、工業用水、生活用水と比較してミネラルウォーターで使われる水量は微々たるものであり、この記事も主観先導でバイアスがかっていることは否めない一方、干ばつで悩む地域でわざわざ水を詰めて遠方に運ぶことはないだろうという声は広がるかもしれません。カルフォルニア出身の水は遠方、例えば日本では、西友(walmart)恒例のエブリディ・ロウ・プライスのArrowhead、そして全国おなじみクリスタルガイザーなどがありますが、驚くことにそれらが採水地より安い値段で大量に日本各地で投げ売りされている醜態を前段の著者が知ったら、偏向の代表的メディアのNYTどころではない新たな日本悪者騒ぎのネタになりかねないものと勝手ながら危惧します。
輸入自体は正しいものですが、それが不自然に大量すぎるとシステム齟齬が生じることは自明です。日本の水と大して成分差がないものなら猶更のことです。
更に厄介なのが並行輸入品。多面的に問題あり。水広場では少なくともクリスタルガイザーの並行ものは売っていません。
そして最近は前段のとおり残念ながら正規品も強くオススメできる状態にはありません。
いずれにせよ、この件については干ばつ問題の解決が最重要課題です。
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