微発泡
天然微発泡水。 フランスのレストランで食通がワインと共に親しまれているミネラルウォーター。
美食の町リヨンから約50kmにあるサンガミエールがバドワの水源地。そこは世界のミネラルウォーター愛好家達にとって聖地の一つといえる場所だ。
バドワはパリのレストランでは欠かせないアイテムとなっている天然炭酸水で、ワインやメインコースと共にテーブルを盛り上げる欠かせないパートナーとして非凡な才能を発揮する。その発泡性は繊細で、それぞれ小さい泡が刺激力に不足しない。
バドワの歴史は古く、ローマ人が発見したというこの水源に関する具体記述は16世紀に始まり、1539年にジャイルズ・ゴロゼットは「もしかすると、上級ワインより美味しいのでは」と称賛、1858年には年間生産量が100万本を越えた記録が残るなど、その歴史は各世代で詳細に伝えられ、現代に至るフランス食文化の縦流にしっかりとした足跡を残している。
バドワは何世紀も変わらずにパリのテーブルを演出してきた。一方でバドワを取り囲む光景は400年で大きく変容したようだ。
フランスでは一般家庭用にもペットボトルバージョンが併せて小売されている。
硬度800超の重厚な飲み口、しっかりとした赤ワインや肉料理に特に薦められる。