発泡・無発泡両方
世界最高硬度のミネラル含有量と絶妙なミネラル構成
1リットルあたりカルシウムを528mg、マグネシウムを124mg含んでおり、硬度にすると1828mg/L。これは現在流通する天然水のうち世界で最も高い硬度水準です。また一般的に利尿効果があり新陳代謝を高めるといわれる成分であるサルフェートも1リットルあたり1463mgも含み、一方で塩分の要素でもあるナトリウム含有量は同28.8mgにすぎません。
超高硬度を感じさせない飲み易さ
日本では超硬水は各種ミネラルをノンカロリーで摂取できるかわりに独特な味と飲みにくさが指摘されることがありますが、水のおいしさの要素とされるカルシウム含有量が他の陽イオンより突出しナトリウムが少ないこともあり、エンジンガーは超硬水の中では日本人にも比較的飲みやすい口あたりが特徴です。更に発泡性によりエンジンガー・スポルトは超硬水ながらそれを感じさせず美味しく頂けます。ドイツでは子供達も愛飲しているのがエンジンガーです。
エンジンガーの水源
南ドイツの黒い森(シュヴァルトバルト)の北に位置するストロンベルグ自然公園の地下約200mに際立った成分を持つ鉱水が眠る水脈がある。この地に降り浸み込んだ雨雪が、石灰岩質に代表される幾重にも折連なった独特の地層を数先年もの時をかけて浸透し、豊富なミネラル成分を吸収した天然水となりこの水脈を形成する。同地区にある複数の採水地の中には世界でも最高水準とも言える硬度(1828mg/l)を持つものがあり、そこで採水されるのがエンジンガー・スポルトである。 |
|
採水地のほど近くにはヘルマン・ヘッセ「車輪の下」の舞台となったマウルブロン神学校が当時のままの面影をたたえ、静かで自然豊かな風景が連なる周辺の一帯。この地方はザワークラウトの産地としても知られ、ナエ(Nahe)に劣らないといわれるリースリングをつくるワイナリーも見られる一方、最先端技術をテストするポルシェの試験走路があるなど、きわめてオーセンティックなドイツらしさあふれる場所といえる。
エンジンガー・スポルトの水源画像はこちら
特徴豊かなこの鉱水の採水を開始したエンジンガー・ミネラルハイルクエレン社(Ensinger Mineral-Heilquellen
GmbH)は、1952年にヴィルヘルム・フリッツと彼の4人の息子により創業、業容が格段に拡大した現在もファミリー企業の伝統を守る。
|
左:創業当時の工場
右:現在の2工場
|
|
硬水が多いドイツの中でも最高水準のミネラル含有量を誇る同社のナチュラルミネラルウォーターは、バーデン・ヴュルテンベルク州とバイエルン州を中心に販売され、現地の幅広い年齢層に支持されている。サッカーのドイツ・ブンデスリーガで2007年にチャンピオンになったVfBシュツットガルトのコンディショニング・ドリンクとしても知られる一方、最近はナチュラル美容志向による女性層の消費が特に伸びているという。
同社は最高硬度のエンジンガー・スポルト以外にも、医薬品としてドイツ国内の薬局で販売されているシラー・クエレ、テーブルウォーターのエンジンガー・グルメなど、数々の商品群を持つ。