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ファリス/Farris

国王が認めた天然水

ファリス/Farris微発泡

ノルウェー東南部、ラルビック地方(Larvik)の海岸に沿った森林がこの水の故郷。


ファリスは100年を超える由緒ある歴史を持ち、この水を高く評価したノルウェー国王オラフ5世が1988年にこの源泉に自身の名を与えたことから、ラベルには王冠のデザインとRoyalの記載が輝く。


成分を見てまず気付くのが、ナトリウム含有量と比率。硬度190mg/lに対しナトリウムは400mg/l。記載されたミネラル総量の半分をナトリウムが占める。ナトリウム含有比率が高い水は隣のスウェーデンにも見られ、これはアルカリ性である共通点ともあわせ、氷河期の後にスカンジナビア半島にできたという独特な堆積層が同様な影響を与えた可能性がある。


ナトリウムに次いで多いのが重炭酸塩。 これは重曹を構成する成分で、ヨーロッパの炭酸水によく見られる。もし、北欧=氷河=ピュアな水、といった先入観があればそれは簡単に壊されてしまう。


ラルビックにファリスという湖があるが、この天然水ブランドとは無関係のようだ。


   

ファリス/Farris
成分表示

単位:mg/L
カルシウム(Ca)
26
マグネシウム(Mg)
30
カリウム(K)
15
ナトリウム(Na)
400
硬度
196
pH
8.35
名称
ファリス / Farris
タイプ*
NMW
原材料
*タイプ略称
NW:ナチュラルウォーター、NMW:ナチュラルミネラルウォーター
MW:ミネラルウォーター、BW:ボトルドウォーター
詳しいタイプの分類方法は、ミネラルウォーターの種類を参照。



 



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