Iceland Spring

驚異的にクリーンな国からの贈り物

無発泡

北緯63?66度に位置し北部は北極点にかかるアイスランド。このアイスランド・スプリングの水源地は本書掲載銘柄のうち最も北に位置する。　

氷河とオーロラは勿論、アイスランドといえば火山と言われる程、活火山と多くの間欠泉がある。観光局によると、間欠泉の中で最大のものがゲイシール間欠泉といい、英語で間欠泉を意味するgeyser（ガイザー）の語源にもなったという。

そんな火山系のアイスランドの地下は主に玄武岩でできているらしく、アイスランド・スプリングは、汚染と無縁のピュアな雨水が降り注ぎ、その唯一独特な地層を浸透し、TDS（総溶解固形分）と硬度が低い超軟水となってボトリングされたもの。軟水に慣れた我々日本人には非常に飲みやすい味だ。

火山につきものの地熱は豊富な温泉を提供するだけでなく、電力や家庭の暖とりにも使われる。水力と地熱で100%発電できるといい、この国には火力・原子力発電所は無いらしい。まさに、驚異的なクリーン立国のアイスランドである。同じ火山国の日本が学ぶ点は多いのかもしれない。