? 鳴子温泉 東多賀の湯  -水広場-

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健康源泉宿の会

水広場の独自取材による鳴子温泉 東多賀の湯 のご案内。


鳴子温泉 東多賀の湯

 宮城県大崎市 

アトピーや神経痛回復に人気の白湯

推奨用途
  ●泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
●pH:5.9 ●泉温:50.2℃

私たちがお薦めします
東多賀の湯 女将
遊佐由紀子

グローバルウォーター代表
堀内 拓矢
鳴子温泉 東多賀の湯
ご予約はお電話で
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷160
TEL:0229-83-3133 FAX:0229-83-2641
http://www.higashitaga.net/
アクセス
車1:東北自動車道・古川I.C.から47号線で35分
車2:山形から尾花沢経由で約2時間
電車:東京から古川:東北新幹線で2時間20分,盛岡から古川:
東北新幹線で1時間,古川から鳴子:陸羽東線で45分
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水広場スタッフ 取材レポート      担当:堀内(2010年2月)

アトピー、神経痛からの回復に評判の療養泉
まだ雪残る3月に東多賀の湯さんを訪れました。駐車場には宮城県内外のナンバーの車が数台、宿泊と日帰りの両方の客が集います。今回はスケジュールの都合で宿泊はできませんでしたが、療養泉として人気のある湯にゆっくり浸かることができました。

明るい館内の一番奥に男女別の浴室があり、「湯治ごよみ」が書かれた暖簾から、鳴子温泉すなわち療養泉!といった雰囲気が伝わってきます。  

木造の浴室はこじんまりとしており、四角形の浴槽には空気に触れて白くなった源泉が湧きたて新鮮な状態で掛け流されています。硫黄(硫酸イオンが豊富)、メタケイ酸(保湿成分として知られる)、重炭酸塩(美肌成分)、炭酸などなどが絶妙に入り混じった源泉で、湯温も丁度良く、快適な状態で源泉の湯がじわじわと体内にしみ込んでくるようです。

県内から日帰り入浴に来られた親子が一緒で、高校生ぐらいの息子さんのアトピー性皮膚炎を治すために来られたとのことで、息子さんは6、7分湯に入っては出て冷まし、また入湯しては冷ますという繰り返しをしていました。

小職も似た繰り返しでこの源泉を堪能しました。とても細かい湯の花(白濁成分)で満ちて底が見えないほどの豊かな乳白色です。肌触りの「ぬめり感」は無く、見た目から想像するよりさっぱりとした感覚。じんわりと温まりながら、吸気と皮膚からこの源泉成分を吸収した次第です。  

この湯の様々な効用を得るために県内外から宿泊客、湯治客が訪れます。女将の遊佐さんに伺うと、アトピーで来られる方は比較的若い方が多く、年配の客層は神経痛を持つ方が多いとのことです。 


様々な効能の源泉

東多賀の湯の源泉を目的に訪れるのはアトピーや神経痛を持つ方だけでなく、この源泉の様々な療養効果を期待する方が多く訪れます。 もちろん、すこぶる健康な客も多く、普通の旅館と思い泊まる健常者にとってこの泉質はボーナスといえるものです。 卒業旅行でしょうか、この日は大学生のグループが宿泊していました。

療養泉としてのこの源泉の効能に期待して訪れる宿泊客。その目的は様々のようです。

術後回復:手術後の傷と体力の早期回復。

糖尿病:飲泉でなく、入浴にて。入浴で血糖値が下がった例もあるといいます。

高血圧:継続的に入浴し、血圧が安定した方がいます。

動脈硬化:安定的に血行を良くすることで動脈硬化を防ぐといわれます。

自律神経失調症:ホルモンバランスが改善されることで自律神経の安定につながるといいます。
        

体験者の評価

旅行サイトの口コミ欄では、源泉の評価において東多賀の湯は常に上位にいるようです。
この日の取材中にも女将さんにアトピーに良い入浴方法を熱心に聴く宿泊客の姿がありました。
宿泊客と入浴客は、容器を持参すれば源泉を持ち帰ることもできます。

鳴子温泉 東多賀の湯  画像ギャラリー


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温泉成分表

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