水広場スタッフ 取材レポート 担当:堀内(2010年2月)
深い峡谷の底から湧く高アルカリ硫黄冷泉。今回は水広場の同僚林と新木鉱泉さんを訪問しました。
180年にわたり人々の健康と美肌のために愛されたこの鉱泉は、ポンプで汲み上げる現在のかたちになる以前は人力で絶壁の上に建つ温泉宿に運ばれていたといいます。
地元そして県外から、この良質なアルカリ硫黄泉に浸かり、渓流や樹木が織り成すダイナミックな自然構造にもどことなく漂うのどかさは、見事なはりが縦横に交差するレトロ感溢れる宿の作りのせいかもしれません。
ph9.44の高アルカリの 源泉は、ほのかな硫黄の香りを持ち、「卵の湯」と呼ばれるゆえんはその香りだけではなく、この湯の 美肌効果で肌が卵のようになったからとの声も聞かれます。
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推薦用途
●美肌に:
一日に数回この湯に浸かると、肌がしっとりとするのを実感できます。2~3日の宿泊が可能であれば、肌に良い成分がじっくりとしみこみ、保湿とアンチエイジングに更に効果が期待できます。なかなか時間が持てないという方は、まずは取水したての源泉をご自宅で体感されてはいかがでしょうか。
●外傷に: この源泉を外傷部につけることで回復を助けることがあるといわれます。
●消化器系に: 浴用が中心ですが、水広場スタッフが訪問時に源泉を飲用した際に衛生面の問題はありませんでした。飲用により胃腸などの消化器系によい源泉とされ、飲泉に問題の無い方にはお薦めできます。
新木鉱泉「御代の湯」の歴史・由来
文政10年のむかし、初代おきくばあさんが、鎮守の森(恒持神社/写真)のお導きで発見したのがこの「御代の湯」です。近隣の人々に入浴させたところ万病に効くと、たちまち評判が伝わり、以来現在まで多くの人々に親しまれてきました。
泉質は“含硫黄アルカリ泉”。そのなめらかな肌ざわりから「卵水」とも呼ばれ、神経痛・リウマチ・胃腸病・冷性・外傷など、また美容にも効果があることで知られております。
新木鉱泉 画像ギャラリー
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