? 渋温泉 古久屋 -水広場-

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健康源泉宿の会 水広場の独自取材による 渋温泉 古久屋(健康源泉宿の会)のご案内。

渋温泉 古久屋

 長野県下高井郡山ノ内町

化粧水にもなった老舗宿美肌の湯

推奨用途 美肌
  ●泉質:ナトリウムー塩化物泉
●pH:7.3
●泉温58℃
私たちがお薦めします
古久屋女将
小根澤恵理子さん(右)
グローバルウォーター
林典明
渋温泉 古久屋
ご予約はお電話で
長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
TEL:0269-33-2511 FAX:0263-33-4597
http://www.ichizaemon.com
アクセス
車:信州中野I.C.からR292バイパス(オリンピック道路)
→渋温泉(15分)
電車:長野電鉄湯田中駅からタクシーで10分。
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水広場スタッフ 取材レポート      担当:林 (2010年3月)

石畳の細い道に温泉宿が並ぶ情緒的な渋温泉。この温泉街の中でも最も古い宿のうちの一つで400年の歴史をもつ老舗の古久屋さんにお伺いしました。入り口の脇には、源泉(市左衛門の湯)で作った温泉卵があり、宿に入る前から源泉力を味わえます。

斜面に建てられた宿の建物は幾棟の建物が地下の道、渡り廊下、階段で結ばれている分かり難い構造ではありますが、宿の中を探検して複数ある源泉のお風呂にたどり着く楽しみがあります。

ここ古久屋では、地獄谷温泉を含む渋温泉郷で共有している3源泉と古久屋独自の3源泉の計6源泉を全て源泉掛流しで楽しむことが出来ます。それぞれの源泉が入った桧の6つの湯船が一列に並んだ「福六の湯」では、一箇所で六つの源泉の違いを楽しむ事ができます。ほかの地域でも複数の源泉を持つ宿はありますが、一列に並んだ湯船で順々に違う源泉に入れるところは、この宿くらいではないでしょうか。

入り組んだ渡り廊下を歩いていると、床にライトアップされた場所を見つけました。何かと思い近づいてみると床の一部がガラス張りになっており、敷地内にある源泉のうちの一つ(ぬるまの湯)がその廊下の下から湧き出ている様子が見られます。あちらこちらで宿側の遊び心が伝わってきます。



6つある源泉中でも温泉水ミスト「やわはだミスト」の原材料としても使用されている自家源泉の「武の湯」は、メタケイ酸が163.1mg/kg含まれており、美肌の湯として人気があります。

このミストはこちらでお求めになれます。

源泉名 泉質 pH 泉温
武の湯 ナトリウム-塩化物泉
(低張性中性高温泉)
7.3 58℃
市左衛門の湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(低張性中性温泉)
7.3 64.5℃
ぬるまの湯 単純泉
(低張性中性温泉)
7.1 41.5℃
地獄の湯 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性弱酸性高温泉)
4.3 75.7℃
熱の湯 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(低張性アルカリ性高温泉)
8.6 94.5℃
華の湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(低張性中性高温泉)
7.0 63.4℃


16代目の市左衛門
古久屋の初代市左衛門は穀屋と称する米問屋を営んでいましたが、川中島の決戦の折、武田信玄の療養の地として渋温泉を利用されするようになり、これを機に旅人宿を開いたのが、古久屋の始まりです。以来、俳人小林一茶をはじめ多く文人が愛されてきた宿です。 市左衛門の名はいまでも受け継がれここのご主人は現在16代目の古久屋市左衛門とし称しています。

大露天風呂の「一茶の湯」には、小林一茶の句が壁面に並んでいますので一茶の句を愉しみならが広々した湯船に浸かっていると、穏やかな気持ちになってきます。

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温泉成分表

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