? 下呂市湯屋温泉 ニコニコ荘 -水広場-

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健康源泉宿の会 水広場の独自取材による 下呂市湯屋温泉 ニコニコ荘のご案内。

下呂市湯屋温泉 ニコニコ荘

 岐阜県下呂市

飲泉の里で湧く含鉄炭酸泉

推奨用途 美肌  皮膚炎  術後回復  神経痛
  ●泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
●pH:7.5 ●泉温:56.0℃

私たちがお薦めします

ニコニコ荘女将 桃原さんさん(左)
グローバルウォーター代表
堀内 拓矢

下呂市湯屋温泉 ニコニコ荘
ご予約はお電話で
岐阜県下呂市小坂町湯屋475
TEL:0576-62-3022 FAX:0576-62-3097
http://niko2sou.com/
アクセス
車:中央道中津川ICより国道257線、
同41号線高山方面へ約90分
電車:JR 高山線 飛騨小坂駅より車で約15分
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水広場スタッフ 取材レポート      担当:堀内(2010年3月)

珍しい含鉄炭酸泉を飲泉
下呂温泉から北東、標高3,067mの霊山御岳山麓にある温泉郷、湯屋温泉。明るく薄いエメラルドグリーンの渓流が流れる大洞川沿いに佇み、高山と下呂に挟まれた絶好のロケーションにある温泉郷です。

今回の水広場が目的とした源泉宿は、健康源泉の里としての湯屋温泉の中でも素晴らしい泉質を持つニコニコ荘さんです。ニコニコ荘はこじんまりとした温泉街の中でゆったりと広い敷地を持つ和風温泉旅館で、若い女将さんが宿泊客を出迎えています。

館内でまず目に入るのが飲泉場です。それは天然炭酸性の含鉄泉。炭酸泉はヨーロッパでは珍しくありませんが、日本では数えるほどです。口にふくむと、塩っぽさと微かな鉄っぽさの中ではじける生命力ある炭酸を感じます。強い炭酸を感じるにはこの源泉に来て飲まなければ不可能でしょう。 飲泉による適応症は慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病、慢性便秘で、禁忌症は腎臓病、高血圧症、むくみのあるもの、下痢のとき、となっています。 

上がってから肌がつるつるに
薄い茶色で濁った湯に入ると1分ほどで全身に薄くぬめった膜ができます。源泉をそのままかけ流しているので、成分が沈んだ底は少しじょりじょりとした独特の自然触感を足裏に与えます。源泉は冷泉なので加温をして24時間かけ流しているということです。事実、上がってからも腕から手の甲までの部分のつるつる感が続き、少し不思議な感覚を覚えました。

入浴による適応症は、高血圧症、心筋障害、慢性婦人病、神経痛、関節リウマチなどで、炭酸泉の独特な働きのひとつに、皮膚から吸収され血管を拡張させ、血圧を下げることがあるようです。

老若男女が訪れます
ニコニコ荘の宿泊客は主に東海圏から訪れるそうですが、中には遠路はるばる来られる方もいるようです。

お話を伺うと、常連のご年配客、インターネットで探し当てた若い客、性別や年齢を問わず様々な方がニコニコ荘を目指していることがわかりました。

美味しく体によい地元の食材
客室で頂いた夕食では、サーモンと湯葉を大根のかつらむきで包んだ逸品がとても印象に残り、飛騨牛が華やかに彩りを添えていました。朝は温泉粥や赤大根などのローカロリーで美味しい素材が迎えてくれます。食事だけでも幸せに満ち、ストレスがどこかに飛んでいってしまったかのようです。

湯治の歴史
ご主人の社長さんに伺うと 昭和40~50年代の頃は1~2ヶ月の滞在による温泉療養が盛んだったそうです。

バブル経済で全国の多くの温泉旅館が旅館に変わり、温泉旅館の利用目的では娯楽が大きく占めるようになりました。バブル崩壊で多数の旅館も傾いてしまいましたが、本来の温泉旅館のエッセンスである源泉を大事にする温泉旅館は世間の喧騒と無縁のようで、何か信頼感といったものを感じます。しっかりとした源泉力、そしてご主人と女将さんの人の良さを見るにつけ、現代人がしっかりと心身を休ませるに最適な温泉宿なのではと直感しました。     














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