長良川最上流の「ひるがの高原」は水と空気が上質。

清らかな水の里、岐阜県群上市の北部に位置する「ひるがの高原」は長良川最上流の清らかさを存分に感じられる場所。伊勢湾に注ぐ長良川はここから始まり、駒ケ滝、夫婦滝、分水嶺公園など、見所も豊富。

冬は雪一面に覆われ、2mもの積雪となります。夏は避暑地として人気があり、8月の平均気温は27度ですが、朝夕との温度差は大きく、透き通った冷涼な空気の中、生育する植物はみな生命力優れたものたちばかり。

春まち人参は、その「ひるがの高原」の稀有な特徴無しでは絶対に生まれない、貴重で贅沢なにんじんです。

春まで雪の下で育つから、糖度が高くフルーツのような甘さとたくさんの栄養分が詰まっています。

岐阜県群上市北部、標高900メートルの「ひるがの高原」の雪の下で育った「春まち人参」100%のジュースです。

厳冬の雪の下で冬を越す春まち人参は、糖度が10度を超える程高く、人参であることを忘れさせるようなフルーティな甘さと上質な酸味をもちます。

極寒で生きるために糖度や旨み成分、カロテンなどの栄養成分が蓄えられる「春まち人参」。を贅沢に使ったジュースなんです。

春まち人参生産者の奥村さんの言葉

「近年、スーパーで並ぶ野菜は見た目などの外観にこだわったものが多く並び、中身にこだわったものはあまり見かけないのが今の流通の現状です。そんな現状だからこそ、本当においしい農作物をみなさんに食べていただきたいと思い「春まちにんじん」の生産にとりかかりました。

生産しはじめて約5年程の間はまったく無名のにんじん・・・。周りの意見も「そんなめんどくさい事してまで生産して意味があるのか」ときびしい意見もあり何度もやめようか考えたことがありました。
しかし、「春まちにんじん」を食べていただいた方から、「こんなおいしいにんじんは初めて食べた。」と言うありがたい声を直接聞く機会があり、今日まで変わらず当初の気持ちで生産を続けてこれました。

岐阜県郡上市高鷲町「ひるがの高原」という地域が生んだ自慢の野菜。それが「春まちにんじん」です。

糖度がアップする「春まちにんじん」

本来　にんじんは秋採り、それを秋に収穫せずに、雪の下で越冬させるのが、「春まちにんじん」です。

すると、にんじんは、自ら凍らないようにするために、糖度などの栄養分を自らに蓄えます。 越冬前は、糖度が7.5度前後だったものが、越冬後は10.6度前後までアップするといわれます。

その味は人参というよりフルーツといった甘み。フルーティな人参、ふつうあまり見かけることはないですよね。
雪の下で越冬することにより、糖度だけでなく旨味成分や芳香成分も大幅にアップし、カロテンなどの栄養成分も高くなるようです。春まち人参ジュースの値段が普通の人参ジュースより高いのには、そんな理由があります。

勿論、春まち人参は収穫の手間も普通の人参とは違い、とても人手がかかります。ですから大量栽培はできず、限定量の春まち人参ジュースが、健康と品質、そして味にこだわるお客様に届けられるのです。