鶏頂山鉄鉱水(浴用)
※当商品は浴用です。pH値2.5の強酸性含鉄泉につき、もしご飲用されるなら1日量コップ1杯程度とし、2~3回に分けて、その都度希釈してお飲み下さい。当商品の飲用による体調不良や健康被害の責任を弊社は負いかねます。
源泉を管理する大塚さん(右)と水広場店長の林(はやし)。
明治27年から重用されている薬水
鬼怒川温泉より北部にそびえる鶏頂山。その山頂付近で明治27年に発見された源泉は強酸性(pH2.5)で多量の鉄分を含む大変貴重な冷鉱泉です。
水広場のスタッフが直接訪れ、現在この源泉を管理する4代目の大塚さんにお話を伺いました。第二次世界大戦の戦時中に東京大学の医学部教授が訪れ、特徴豊かなこの水の効用を研究したという興味深い事実に耳を傾けました。
昭和17年当時の源泉。左が2代目の大塚氏。右に東京大学関係者か?
傷治療や血糖値改善の例
地元では切り傷の治療によく使用される鶏頂山鉄鉱水。源泉は強い酸性を持ち含有物は鉄と硫酸に代表される濃厚な療養泉ですが、傷を治す効果のある殺菌力が働いていると考えられています。
お話を伺うと、血糖値が下がったという多数の実例を確認しました。その多くが毎日この水を飲用(コップに1,2杯)されている方々からの声です。その他、貧血、慢性消化器系疾患、便秘などに効果があったという多数の例も水広場スタッフによって確認されました。
飲んでみると酸っぱく少し苦く渋い味です。元来薬水として扱われているため決して美味しいといえるものではありません。
以前は薬水として販売されていた鶏頂山鉄鉱水
前述のとおり以前はその薬効から薬水として販売されていました。当時を記録した各種資料が現存しています。
明治時代の成分証明書
大正時代の証明書
現在は入山禁止
以前はこの源泉での採水を目的にポリタンクを持った長い行列ができていました。巨岩が並ぶ危険な地形構造のためその後入山は禁止され、現在は源泉所有者の大塚さんのみの採水となっており、それも体力を伴うので毎日というわけではありません。この水を取り寄せる皆さんの願いを知っているから採水を続けるという大塚さん。非常に貴重な水であることは間違いありません。
採水客で溢れた当時(上)。下は現在の源泉風景。
成分特徴
泉質名:酸性-アルミニウム・鉄(3)-硫酸塩冷鉱泉
1.pH値2.5の強い酸性。
2.鉄分を1リットルあたり160mg含有。
3.硫酸(SO4)を同1133mgあたり含有(欧州ではサルフェートと呼ばれる成分)。
4.メタケイ酸(H2SiO3)を同182mg含有。
注意!ご注文の前に必ずお読み下さい。
当商品は浴用ですので、もし飲用される場合はご自身の体質を充分にご理解された上、かかりつけのお医者様にご相談の上で行うようにしてください。
pH値2.5の強酸性含鉄泉につき、もしご飲用されるなら1日量コップ1杯(約200ml)を2~3回に分けて、その都度希釈してお飲み下さい。当商品の飲用による体調不良や健康被害の責任を弊社は負いかねます。
飲泉について
入浴が主目的である現代の日本に対しヨーロッパでは温泉療養といえば飲む(飲泉)健康法が現在でも一般的です。各スパ(テルメ)リゾートの鉱泉が持つ効能を飲んで活かす習慣が普及し、それらをボトリングした多くのミネラルウォーターも薬効が期待されています。有名なところではチェコのカルロヴィ・バリなどがあり、そこでは街中の至る場所から温泉が噴出し、無数の飲泉所から自分の疾患にあった鉱泉(ほとんどが酸っぱく飲みづらい)をそのまま飲みます。水広場スタッフが現地を2005年に訪ねた時は世界中(特に中国)からの飲泉客が溢れていました。
日本でもかつて多くの温泉水が薬水(薬湯)として販売されておりましたが、現在の法規制下においては「清涼飲料水」「ミネラルウォーター」「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」のいずれかに求められる泉質成分ないし製造工程基準を満たさないものは飲料水としての販売が不可能となっています。
鶏頂山鉄鉱水(浴用) 5L
価格:4,629円税込
価格:4,536円税込
商品基本情報
- ■商品名・サービス名
- 鶏頂山鉄鉱水(浴用)
- ■品名
- 温泉水(浴用)
- ■原材料
- 水(鉱泉水)
- ■商品サイズ
- 5000ml
エネルギー | 0kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
ナトリウム(Na) | 0.65mg |
カルシウム(Ca) | 0.73mg |
マグネシウム(Mg) | 0.2mg |
カリウム(K) | 0.1mg |
硬度 | 27mg/l |
pH | 2.5 |