飲みやすいアルカリ性の鉱水

早池峰山麓の裾野、地下150mの地点で採水されている早池峰(はやちね)霊水。

水広場は源泉の所有者であり原水をボトリングしたミネラルウォーターを製造している佐々長醸造さんを訪ねました。この名水を使ったつゆを主に製造している食品メーカーで、工場長さんの案内でまず水源とボトリング工場を視察しました。

北上山地の最高峰である早池峰山(はやちねさん)に連なる場所に位置する源泉ですが、この水源のそばで掘って湧いた水質は全く違ったものだったといいます。

早池峰霊水の源泉

充填工場はしっかりと衛生管理に注意が払われています。この水を本当に欲するお客様向けに配送しているので出荷量は限定されています。それらのお客さんのほとんどは健康への何らかの効能を目的としており、通風、高血圧、肝機能などの改善を期待されておられるとのことです。

しっかりと衛生管理されたボトリング工場内

社内には150mの地下層の詳細な表示がかかり、各層のサンプルも掲示されています。かつては海底であったこの地が隆起し遥かなときを経て形成された地層というものがビジュアル的にインプットされ、特別な地層で磨かれた地下水をその場で試飲することもできます。清冽な味わいで、体にすっとしみ込む感じがとても爽快です。

地下150mまで複雑に重なった地層。 大気汚染の少ないこの地に降った雨雪が、これら各層を悠久ともいえる時間をかけてじっくりと浸透し、特別な水となって採水されています。

毎日の飲用だけでなく、お茶やコーヒー、炊飯などにもお薦めできる清涼感あふれるミネラルウォーターとなっています。

クリップが全然錆びない

東京に持ち帰った早池峰霊水を早速実験。水道水や他ブランドのミネラルウォーターや温泉水各種とクリップの錆び具合を時間を追って観察しました。

実験開始から2週間経っても早池峰霊水に浸したクリップには錆び一つ見つかりません。水道水の水はさびで黄色く濁ってしまい、他ブランドのミネラルウォーターにもさびが見られますが、早池峰霊水はきれいな透明度をずっと保っています。

これまで他の実験を通じ、アルカリ性のミネラルウォーターは比較的さびにくいことを私達は見てきました。早池峰霊水のpH値は約8の弱アルカリ性です。

金属が錆びないことと人体への作用については科学的検証が必要ですが、錆びるか錆びないかの実験においては早池峰霊水が大変錆びにくい水であることを確認しました。

成分
成分としてはpH7.96の弱アルカリ性の軟水です。硬度は261で国内の水は珍しくマグネシウム多く含むみますが、クセを感じさせずに非常に飲みやすいミネラルウォーターになっています。

お薦めする用途

・毎日の飲用による健康促進に。
・お茶やコーヒーを淹れることでこだわりの健康生活をサポートします。

佐々長醸造会長の佐々木さんと水広場店長の林(はやし)