世界の名水紀行


プレミアムウォーターサミット in バルセロナ

世界のプレミアムウォーターたちがバルセロナに集合!

2008年5月5、6日の2日間、スペインのバルセロナで第1回プレミアムウォーターサミットが開催されました。世界18カ国の高級ミネラルウォーターブランド26社とミネラルウォーター商社14社が9カ国から勢ぞろいです。弊社グローバルウォーターも勿論出席、商社としてはアジアから唯一の参加企業となりました。

まずはぶらりバルセロナ

航空券の関係でサミットの2日前にバルセロナに到着。丸一日市内を歩き回ることになりました。

まずはあたかも当然のようにサグラダ・ファミリアに向かいました。夜明けと日中の2回に渡って訪れたアントニ・ガウディの設計による教会。それまで写真では何度も見ましたが、脇から見る本物の迫力はなんとも形容しがたいものがあります。建設開始から100年たっても未完成のこの教会、2026年前後に完成するという噂もあるようですが、のんびりしたスペインの人達を見ると、もっと、いやだいぶ先になるような気がしています。

 



ガウディの傑作のひとつ、カサ・ミラ。サグラダ・ファミリアと一緒に世界遺産とのことですが、骨格に直線が見当たらない不思議な建築物でした。20世紀初頭にミラ氏の邸宅用に作られたものということですが、ここにミラ氏は実際に住んだのでしょうか?


カサ・ミラの入り口の内部はこんな感じです。中にも平らなところはありません。建築物というより大きな彫刻といった方が正確かもしれません。

市内のタパスレストランはこんな感じです。タパス(Tapas)は膨大な数の小皿惣菜で、お酒好きにはぴったりかも(?)

上のタパスレストランで一番美味しかった料理。名前は忘れましたが、フランスのラタトゥーユのような野菜煮をさっぱりめのチーズで包み焼きしたもの。白赤両方のワインに合い、水はもちろんご当地ヴィッチー・カタラン。

 

プレミアムウォーターサミット

サミット当日、参加者達が会場ホテルにぞくぞく集合。プログラム開始前からいたる所で世界中の水マニア達の歓談が始まっています。どんな新ブランドと出会えるか、楽しみです。

サミット会場のホテルAC Miramar。バルセロナ市内を見下ろせる絶好のロケーション。
イベント名のとおり、世界中のプレミアムブランドのメーカーが勢ぞろい。
グループセッションでは、水の中身の強さの順にカテゴリーに分類する作業を行う。中身だけでなく、ボトルデザインも個性的なものが多い。
ソムリエによる水のテイスティング・ワークショップ。今回、マーティン・バッハ氏が全ての水を試飲し、各銘柄についてコメントを記しました。
アメリカから参加のアクエリアス社のジェリーさん。ヨーロッパのミネラルリッチな水とカナダやニュージーランドのソフトな水との違いにびっくり。
各メーカーは自社ブランドのPRも大事で、各社はアピールに必死です。招待を受けた唯一の日本産銘柄「円水」の説明をフランスの商社に対して行っている図。
日本代表「円水」を試飲するイギリスのメーカーの方。

 

サミットを終えて - 日本初上陸ブランドをご期待下さい。

今回は世界の名水、特にプレミアムブランドとして高級ホテルや一流レストランでサーブされるブランドが中心に集まりました。日本市場にも関心を持っているメーカーは多く、2日間途切れることなくほぼ全部のメーカーの方々と歓談、商談ができ、グローバルウォーター社と世界の水のプロ達のネットワークが更に強く広がりました。実は、これらプレミアムブランドの中から、今年の夏を目途に日本初上陸するものがあります。水広場の今後のメールニュースを乞うご期待下さい。また、日本の水に対して世界のプロが好評価を与えたことは非常に嬉しいニュースでした。日本のメーカーとして唯一招待され今回ご同行頂いた高千代酒造様、大変お疲れ様でした。

今回のサミットで出品された個別ブランドの一部は、今夏発行予定の「特選 世界の名水100」にも掲載されます。個別ブランドに関するお問い合わせは、info@mizuhiroba.jpまでお寄せ下さい。

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