清水川(きよみずがわ)  [名水百選]


歴史ある名瀑から生まれる清水

霊場の滝に端を発し、祇園川に注ぐ清水川。その距離わずか2.5kmながら魅力あふれる名水スポットです。
落差75m、幅13mの雄大な「清水の滝(きよみずのたき)」。その規模と見事な景観から、「珠簾の滝」の別名をもちます。この地に、寛永4年(1627年)佐賀藩主・鍋島勝茂が武運と国家安康を祈り観世音菩薩を勧請し「清水山見瀧寺(けんりゅうじ)」を建立したと言われ、以来修行者の滝ごりの霊場として信仰を集めてきました。 寺の境内からは、滝の轟きの音が聞こえてきます。
名水百選にも選ばれたこの清流の水で晒された鯉を使った料理の評判が高く、身がしまり臭みが少ないその味は「小城(おぎ)羊羹」と並ぶ小城名産のひとつ。
清水川は上流部にキャンプ場があり多くの人に親しまれています。祇園川につながる下流部は「蛍の里」としても知られ、ボランティアによる美化活動などが活発に実施されています。


所在地: 佐賀県小城市
交通: JR唐津線「小城駅」下車、タクシーで約30分
問い合わせ: 小城市役所観光課 0952-63-8800 

清水の滝 (写真提供:小城市)
   
滝で見られる光景 (写真提供:小城市)

↑トップに戻る