熊本空港や熊本空港ICから乗用車で俵山バイパスから俵山トンネルを通り約45分で白川水源の郷、白川のある南阿蘇村に到着します。南阿蘇村はそれまでの長陽村、久木村、白水村一帯を指し、阿蘇カルデラ南部に位置しています。
白川水源の名水が湧き出る場所は阿蘇山と南外輪山に囲まれ、この地は白川水源をはじめ8ケ所の清らかな水源が点在する水の里として知られています。熊本大学によれば白川水源の湧水量は毎分60トンといわれ、底砂を舞い上げつつ水は脈々と地底から吹き上げられています。水温は年間を通じて14℃ほどに保たれ、この水は名水百選のひとつでもあります。湧水のほとりには白川吉見神社があり、水の神が祀られており、7月には白川水源内吉見神社夏祭りが開かれ、神楽・神輿奉納などが行われます。
この周囲一帯には、水を飲めば子宝に恵まれるとの言い伝えが残る明神池名水公園など、水のうまれる里と呼ばれるにふさわしい名水を多数見ることができます。
市町村合併で2005年に南阿蘇村になる前は【白水村】と呼ばれ広く知られてきた名水の里にある有名な湧水池で、熊本県を流れ有明海に注ぐ一級河川「白川」の水源がここだ。池の底から勢いよく湧き出す天然水の量は毎分60トンといわれ、その圧巻な大地力を間近に感じられるこの場所は神々しくもあり、脇に佇む白川吉見神社と一体となり自然で厳かな清涼感あふれる空気が漂っている。
売店で空ペットボトルを購入し、湧きたて新鮮な白川水源の水をすくって口に含むと、軟らかく優しい天然水の風味に潤される。そこでしか感じられない味というものを実感する次第。年間降水量が3,000mmを越えるという多雨の阿蘇五岳に降り注いだ雨雪が、日本の地質百選にも選ばれた稀有な阿蘇の地下層でゆっくり磨かれ、適度にミネラルを吸収し、晴れてこの池の底から湧き出る。その湧きたてホヤホヤの白川水源の原水は一味も二味も違い、それを知る人たちが熊本県内外からポリタンク持参で集まってくる。強制はされないが取水に訪れる人たちは1回100円を支払い、それは水源維持に使われる。
所在地: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村
交通: 南阿蘇鉄道「阿蘇白川駅」下車、徒歩10分
問い合わせ: 南阿蘇村役場観光課 0967-67-1111
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泉に隣接する神社 (写真提供:南阿蘇村役場) |
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水の生まれる里を代表する清澄な水 (写真提供:南阿蘇村役場) |
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